au経済圏とドコモ経済圏は、スマホやクレジットカード、ネットショッピングから生活インフラまで、日常のあらゆる場面でポイントが貯められる便利な仕組みである。
どちらも使い方次第で節約効果は大きく、ユーザーの選び方でお得度が大きく変わる。最近では銀行やローソンとも連携が深まり、一人ひとりに合ったサービスが広がっている。
- au経済圏とドコモ経済圏の主要な違い
- 両経済圏のサービスや還元率、使い勝手の差
- 目的別おすすめの使い分け・組み合わせ
この記事では、各経済圏のポイントプログラムや通信サービス、金融・ショッピング・インフラまで広範囲に徹底的に比較し、あなたのライフスタイルにぴったりな活用方法を提案する。
初心者からヘビーユーザーまで、迷ったときでも読みやすく整理してあるので安心して参考にしてほしい。
au経済圏とドコモ経済圏の総合比較
au経済圏とドコモ経済圏を、多角的なサービス体系ごとにA〜C評価でまとめる。
結論としては、通信・金融はドコモ、生活密着型はauに強みがあり、どちらもサービス拡充が進んでいる。選ぶ基準は「自分にベストな使い勝手と付加価値がどちらで得られるか」である。
| au経済圏 | ドコモ経済圏 | |
|---|---|---|
| ポイント・クレカ | B | B | 
| 通信・ネット | B | A | 
| 金融 | A | A | 
| ショッピング | B | B | 
| 生活・インフラ | B | B | 
| 総合評価 | B | B | 
両社ともポイント還元や横断的な提携が進み、どちらも使い勝手は良好である。
特にauはローソンや銀行提携による生活密着型が強く、ドコモはデータ通信の強さや金融面で高評価となる。

「証券会社はどちらがいいか?」など、サービスごとに検討している人は、以下で詳しく解説しているので、興味があるサービス比較をご覧ください。
ポイントプログラム
Pontaポイントとdポイントは、基本設計や使い道で共通点が多く、普段使いではどちらも0.5%の還元率が標準となる。
両方とも公式サイトや携帯・ネット料金の支払い、特定サービスの利用時に大きく還元がアップする仕組みがある。
最大還元率やランク制度、有効期限の違いをふまえつつ、自分に合った経済圏を判断するのがポイントである。
| au経済圏 Pontaポイント | ドコモ経済圏 dポイント | |
|---|---|---|
| 基本還元率 | 0.5% | 0.5% | 
| 最大還元率 | 15% | 10% | 
| 有効期限 | 1年 | 48ヶ月 | 
| ランク制度 | 4段階 | 5段階 | 
| 独自評価 | B | B | 
最大還元率は「au PAYゴールドカード+au携帯・ネット」や「dカードGOLD+ドコモ携帯」のセット利用で達成できる条件付きの数字になる。
どちらもネットショップや公式ストアで高倍率の還元が狙える場面があるため、利用シーンごとに組み合わせを工夫すれば家計節約につなげられる。
日常の買い物やサービス利用が多い人ほど差が出る項目なので、自分の生活スタイルを基準に選ぶとよい。
クレジットカード
au PAYカードとdカードはいずれも年会費無料・基本1%還元で気軽に使える。
auは「一般/ゴールド」の2種類、ドコモは「一般/ゴールド/プレミアム」の3種類展開となっている。
どちらの一般カードも保険付き・ポイント即日反映で利便性が高い。
| au経済圏 au PAYカード | ドコモ経済圏 dカード | |
|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 | 
| 基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 
| 種類 | 一般/ゴールド | 一般/ゴールド/プレミアム | 
| 特典保険 | ○ | ○ | 
| 独自評価 | B | B | 
ゴールド以上のカードを持つことで携帯料金や公式ショップの還元率が大きく上がるため、経済圏ユーザーなら検討する価値がある。
逆に普段使いでコストを抑えたいなら、一般カードで十分にポイントの恩恵が受けられる。各社のポイント付与やサービス連携を比べ、必要に応じてランクアップする選択肢を持っておくと長期的なメリットが大きい。
通信・ネット回線サービスの比較
au経済圏・ドコモ経済圏ともに、スマホ・光回線の最低料金はしっかり割引を適用した「恒常的な最安値」で比較するのが納得感につながる。
料金重視の人は割引条件ごとに最安値を使い分けるとムダなく通信費を抑えられる。
スマホ回線
au経済圏にはau/UQモバイル/povo、ドコモ経済圏にはドコモ/ahamoがある。
多少の違いはあるが、どちらもセット割・家族割・カード支払い割などの割引があるため、割引を最大限受けられそうなら、両者を比較・検討してみるといいだろう。
| au経済圏 au/UQモバイル/povo | ドコモ経済圏 ドコモ/ahamo | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 1,628円~ | 880円~ | 
| データ容量 | 1GB~無制限 | 1GB~/無制限 | 
| 割引 | ○ | ○ | 
| 通信品質/速度 | 〇 | 〇 | 
| 独自評価 | B | A | 
UQモバイルの月額1,628円~は「自宅セット割」「家族割」「au PAYカードお支払い割」のすべてを適用した場合の料金。
ドコモminiの月額880円~も「光セット割」「dカード支払い割」「でんきセット割」など主要割引を同時適用したものなので、内容確認のうえ契約するのがおすすめ。
サブブランド「ahamo」はセット割対象外だが、月額1,980円(20GB)などコスパを重視したい人向けとして人気。
光回線・セット割
auもドコモも、スマホユーザーであれば、光回線をセットにすることで割引を受けられる。
光回線は、マンション・戸建てによって基本料金は異なる。ここでは、マンションタイプの割引後の最安料金を基準に比較。セット割やポイント付与、通信速度も標準プランで横並びの設計となっている。
| au経済圏 auひかり | ドコモ経済圏 ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 4,180円~ | 4,400円~ | 
| セット割引 | ○ | ○ | 
| 最大速度 | 1Gbps/10Gbps | 1Gbps/10Gbps | 
| ポイント付与 | ○ | ○ | 
| 独自評価 | B | A | 
auは「スマートバリュー」、ドコモは「ドコモ光セット割」などの適用でそれぞれ実質料金が下がる仕組み。ahamo光はセット割対象外だが、一人暮らしやシンプル志向なら料金メリットがある。
複数回線や家族利用なら、セット割・ポイント還元の条件をすみずみまで確認してから選ぶと失敗がない。
金融サービスの比較
au経済圏・ドコモ経済圏ともにネット銀行・証券・保険・住宅ローンがワンストップで利用できるようになり、資産形成や家計管理がより簡単になっている。
特にポイント・金利・手数料・保険商品などの細かな条件が家計の節約と資産増加に直結するため、表だけでなく具体的な特徴や使い方も理解して選ぶことが重要である。
銀行
auじぶん銀行はポイント還元や金利優遇制度が充実しており、節約重視・貯蓄重視のユーザーにおすすめ。
d NEO BANK(住信SBIネット銀行)はSBI経済圏のサービス連携・シンプル設計が強みで、今後dポイント連携が進めば便利さがさらに向上する。SBI経済圏よりもドコモ経済圏色が強くなると思われる。
どちらもスマホ完結で管理や資産運用がしやすいので、使い方次第で選び分けが可能となる。
| au経済圏 auじぶん銀行 | ドコモ経済圏 d NEOBANK | |
|---|---|---|
| 普通金利 | 0.21%~ | 0.20%~ | 
| ATM手数料 | 無料/110円~ | 無料/165円~ | 
| ポイント付与 | ○ | △ | 
| ランク制度 | ○ じぶんプラス | ○ スマプロランク | 
| 独自評価 | A | B | 
ATM手数料や振込手数料の無料回数は、両行ともステージ制(利用状況や残高に応じたランク)で増加する仕組み。
auじぶん銀行の「じぶんプラス」では最上位「プレミアム」でATM・他行振込ともに月最大15回まで無料となる。d NEOBANKの「スマプロランク」では月最大20回。また、スマホでATMなら何度でも無料である。
auじぶん銀行はau ID連携によるPontaポイント獲得や金利優遇もあり、普段使いでポイント+利便性を両立したい人に有利。d NEOBANKは住信SBIネット銀行時代から続くスマートな資産管理とグループ内サービス連携が強みだが、現状dポイント付与はキャンペーン中心。今後経済圏連携が進むことで利便性が増す見通しとなる。
維持費はどちらも無料で、同時併用も選択肢として現実的。資産運用・節約派はauじぶん銀行、シンプル管理・ワンストップ派はd NEOBANKを軸に選ぶとよい。
証券
au経済圏は「au eスマート証券」が軸。Pontaポイント・クレカ積立、口座連携による資産形成や、投資デビュー時の使いやすさに強みがある。
ドコモ経済圏は、d NEO BANkの参入で、SBI証券との関係性が強くなった。SBI証券連携でNISA商品数・手数料無料枠・ポイント対応機能の総合力がトップ。特にSBI証券は業界最多のポイント対応(dポイント・Vポイント・Tポイント・Ponta・JALマイル)でライフスタイルに応じた使い分けが可能。
取扱商品数・積立・ETF・国内外株等で本気の資産形成にも適している。
| au経済圏 三菱UFJ eスマート証券 | ドコモ経済圏 SBI証券 | |
|---|---|---|
| ポイント投資・クレカ積立 | ○ | ○ | 
| ポイント対応 | ○ | ○ | 
| NISA商品数 | 約1,000本 | 約1,400本 | 
| 手数料 日本株(通常取引) | 〇 (100万円まで無料) | 〇 (100万円まで無料) | 
| 独自評価 | B | A | 
SBI証券は圧倒的な商品数とポイント連携(dポイント・Vポイント・Tポイント・Ponta・JALマイル)が特徴で、日常のクレカ・電子マネー・マイレージとの一体運用が可能。
積立・NISA・投資信託・ETF・国内外株までワンストップでカバーし、少額から分散投資したい個人も本格資産形成も両方対応。三菱UFJ eスマート証券はスマホ連携・Ponta投資・積立の敷居の低さが魅力。証券・銀行をまとめることで資金管理・金利優遇も得られる。
両サービスとも投資初心者から上級者まで使いやすく、ポイント・積立・口座連携で資産形成効率が上がる。
保険
auの保険サービスは、生保分野はライフネット生命の代理店、損保分野はau損保として提供している。一方、ドコモ経済圏の生保分野は乗り合い代理店で、損害分野は、ドコモ・インシュアランスが提供している。
au損保・ドコモ保険はどちらもネット完結型損保・少額短期保険が主力。
スマホ・ペット・自転車・旅行など生活密着型の商品が揃うが、生損保保険は代理店商品が多い。自社商品型の少額短期が急拡大し、気軽な加入とスマホでの管理まで実用的。
| au経済圏 auの生命ほけん/損害ほけん | ドコモ経済圏 ドコモスマート保険ナビ | |
|---|---|---|
| 生損保 | △ | △ | 
| 少額短期 | 〇 | 〇 | 
| ネット完結 | 〇 | 〇 | 
| 商品数 | 〇 | 〇 | 
| 独自評価 | B | B | 
au損保は「au損害保険株式会社」が運営、自転車保険・スマホ補償・旅行・ペットなど自社型のネット損保商品を提供。火災・自動車保険は代理店提携商品も一部あり。
ドコモはドコモ・インシュアランスが主要ブランドで、熱中症保険・ペット・住まいなど少額短期の自社型ネット商品と、代理店型生損保が混在する。
生活ニーズや簡単な補償重視なら自社型少額短期を中心に、長期/大型保障・火災・自動車などは代理店型の大手生損保も比較したい。
住宅ローン
住宅ローンを比較する際、au経済圏はポイント還元と優遇金利の両立に強みがあり、ドコモ経済圏は低金利と安定した審査体制で優位に立つ。
どちらもネット完結型で利便性は高いが、選ぶべき基準は「日常のポイント収益を重視するか」「金利安定と堅実さを重視するか」によって異なる。
| au経済圏 auじぶん銀行 | ドコモ経済圏 d NEOBANK | |
|---|---|---|
| 金利 | 0.630%~ ※2025年10月 | 0.698%~ ※2025年10月 | 
| 手数料 | 〇 融資額×2.2% | 〇 融資額×2.2% | 
| 審査期間 | 〇 (本審査)3~10営業日 | 〇 (本審査)7~10営業日 | 
| ポイント付与 | △ じぶんプラス | △ スマプロランク | 
| 独自評価 | A | A | 
auじぶん銀行はau経済圏との連携で、ポイント還元と優遇金利の両立が可能。具体的には、じぶんプラスで、住宅ローン残高が1円以上あればスタンプ1個受け取れる。スタンプ5個以上でプレミアムとなり、pontaポイントの倍率が最大の15倍となる。
d NEOBANKは業界トップ級の低金利・スマート審査・住信SBI譲りのノウハウとインフラが強い。auじぶん銀行と同様、住宅ローン残高が1円以上あれば、ランク3を狙いやすくなり、入出金手数料や振込手数料の無料回数が月10回となる。
dポイントは契約や期間限定キャンペーンでのみ付与(返済時付与はなし)。経済圏まとめて住宅ローンを見直したい人は、連携ポイントや優遇制度、審査・返済スピードを総合比較するのがおすすめである。
ショッピング関連の比較
au経済圏とドコモ経済圏は、ネットショップの還元率とポイント付与に強みがあり、どちらもスマホ決済・カード連携によるポイントアップが期待できる。
一方で、実店舗については両社とも直営店は基本的に存在しないため、加盟店を中心としたポイント利用・還元の活用が現実的である。
ネットショップ
ネットショップの最大還元率は、定期的なイベント(恒常的・毎月開催など)の条件達成時を基準に比較。
通常還元のみではau PAYマーケットは最大1.5%、dショッピング・dポイントマーケットは最大2%が目安ですが、イベント活用で最大還元率が大きく上昇します。
| 比較項目 | au経済圏 au PAY マーケット | ドコモ経済圏 dショッピング | 
|---|---|---|
| 最大還元率 | 最大39% 三太郎の日 | 最大40倍 dショッピングデー | 
| 送料無料 | △ | △ | 
| 商品数 | 〇 | 〇 | 
| ショップ形態 | モール型 | モール型 | 
| 独自評価 | B | B | 
au PAYマーケットは毎月「三太郎の日」に最大39%ポイント還元となり、auスマートパス会員+決済連携が条件。ドコモは「dショッピングデー」「5のつく日」など定期イベントで最大30倍ポイント還元を狙える。
送料無料サービスは両社とも、一定額以上・会員条件達成時の一部商品が対象。通常の買い物でもカード連携・アプリ決済による恒常ポイント還元(au最大1.5%、ドコモ最大2%)が得られ、「EC×ポイント」の強みが光る。イベント日を意識すると効率よくポイント獲得が可能。
実店舗
両経済圏とも直営店は基本的に存在せず、加盟店でのポイント付与・割引に頼る形となる。
リアル店舗利用なら加盟店数・利用シーンでの比較軸が中心。
| au経済圏 加盟店 | ドコモ経済圏 加盟店 | |
|---|---|---|
| ポイント付与 | 〇 | 〇 | 
| 割引 | △ | △ | 
| 加盟店数 | 〇 | 〇 | 
| 直営店 | × | × | 
| 独自評価 | B | B | 
auはローソンなどPonta加盟店が主力、ドコモはコンビニ・ドラッグストア・飲食・大手通販など幅広いdポイント加盟店が充実。
どちらもポイント付与は決済+カード提示・アプリ利用の二重取りが可能。割引は各種キャンペーンや提携時のみで、基本はポイント獲得が中心。リアル店舗利用では、加盟店数・対応範囲の広さを最大限に活用し、自分の生活圏に合う経済圏を選ぶのが効果的。
生活・インフラの比較
生活・インフラ領域は、通信・エネルギー・旅行・エンタメなど家計の固定費や生活利便性に直結する分野が多数。
au経済圏・ドコモ経済圏ともにスマホ料金や光回線、電気・ガス、旅行予約、動画配信、電子書籍などを一括管理・連携できるメリットがあり、ポイント還元やセット割、会員特典を活用することで支出を抑えながら生活の質を高める選択が可能となる。
両経済圏の特徴や連携サービスの違いを押さえ、自分のライフスタイルに合ったインフラの選び方を意識したい。
旅行
旅行サイトや対応範囲・ポイント付与の効率で比較すると、au経済圏は「Relux」「じゃらん」「ローチケ旅行」、ドコモ経済圏は「じゃらん」「Agoda」「Dormy’s」が利用しやすい。
どちらも基本還元率1%、特定サイトやキャンペーン利用で数%のポイント上乗せも可能。宿泊・国内外旅行の決済連携、ポイントの使いやすさも要チェック。
| 比較項目 | au経済圏 | ドコモ経済圏 | 
|---|---|---|
| ポイント付与 | 〇 | 〇 | 
| 基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 
| 対象サイト数 | Relux / じゃらん / ローチケ旅行 | じゃらん / Agoda / Dormy’s | 
| 予約対応範囲 | 宿泊・航空券 | 宿泊・航空券 | 
| 独自評価 | B | B | 
auは「Relux」で高級宿最大10% Ponta還元、ローチケ旅行でも宿泊やパッケージプランでPonta獲得。じゃらんはPonta・d両方対応、au PAYカードや連携サービス利用で還元効率が上がる。
ドコモは「じゃらん」でdポイント付与、「Agoda」で海外ホテルや航空券にdポイント、「Dormy’s」は公式サイトでdポイント1%還元+独自ポイントサービスも利用可能。サブサイトのキャンペーン活用やdカード支払いによる還元強化を意識したい。
経済圏連携や予約サイトの使い分けで予算に応じたポイント獲得、割引効率が高まる。
エネルギー
電気・ガス契約によるポイント連携や経済圏セット特典が選ぶ際の比較ポイント。新規参入も増え、経済圏まとめで割引やポイントアップが拡大。
| 比較項目 | au経済圏 | ドコモ経済圏 | 
|---|---|---|
| 電気・ガス | 〇 | 〇 | 
| 基本料金 | △(大手並) | △(大手並) | 
| ポイント付与 | 1% | 1% | 
| 経済圏連携特典 | 〇(セット割等) | 〇(セット割等) | 
| 独自評価 | B | B | 
auは「auでんき」「東電ガス for au」などで毎月の支払い1%Ponta還元、auスマートバリューセットなど経済圏割引もあり。
ドコモは「ドコモでんき」「ドコモガス」等で1%dポイント付与、電気・ガスセット契約でさらに還元率UPやセット割・請求一元化など利便性も上昇。地域大手水準の基本料金+経済圏特典で、複数サービスまとめると家計節約効果が高い。
エンタメ・その他
エンタメ、書籍関連はTV・映画・雑誌・電子書籍など幅広く網羅するが、経済圏によって強みが異なる。どちらもスマホ連携・定期購読型サービスが主力。
| au経済圏 | ドコモ経済圏 | |
|---|---|---|
| TV・映画 | 〇 TELASA | 〇 Lemino | 
| 美容・健康 | △ | △ | 
| 公営ギャンブル | △ | △ | 
| 書籍・電子書籍 | 〇 | 〇 | 
| 独自評価 | B | B | 
auは動画配信に「TELASA」会員特典、書籍・コミック読み放題「ブックパス」や「Pontaパス」で雑誌・音楽・電子書籍サービスも充実。ドコモは「Lemino(動画配信)」「dブック(電子書籍)」「dヘルスケア」など独自エンタメ・健康サービス、dポイントとも連動。TV・映画は提携コンテンツも多い。
美容・公営ギャンブル・健康分野は特化サービスがあるが規模は限定的。どちらもポイントとの連携や毎月の会員制サービスを活用すると、生活のペースや趣味に合わせた選び分けができる。
au経済圏・ドコモ経済圏の賢い併用法
au経済圏とドコモ経済圏は、どちらも日常でお得に使える必須インフラとなっているが、シーンごとに使い分けることで最大限のメリットが引き出せる。
ネットサービスや通信・旅行・光熱費をまとめて管理したい場合はau経済圏、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどの実店舗や日常の少額決済にはドコモ経済圏のdポイントが強みとなる。
どちらに向いているか
au経済圏は、まとめ買いやネットサービス、通信・金融・旅行を一括管理したい人に相性が良い。ネットショッピングやau PAYマーケット利用が多い場合は、Pontaポイント還元で大きな節約メリット。
ドコモ経済圏は、実店舗の利用が多い人やスマホ・d払い中心にしたい人、dポイント加盟店で日常の小さな出費もしっかりお得にしたいユーザーに最適。コンビニ・スーパー・ドラッグストアなどリアル生活派に利便性が高い。
どちらかに絞るのではなく、生活スタイルや支払い用途ごとに「主軸」と「サブ」を決めて使い分けるのがおすすめ。
おすすめのサービス組み合わせ
・ネットショッピングや通信・固定費はau経済圏(au PAY/じぶん銀行/Ponta連携)を活用
・実店舗(スーパー、コンビニ、飲食)やスーパーアプリ決済はドコモ経済圏(dカード/d払い/dポイント加盟店)をメインに併用
・大型イベントやキャンペーン時は特典の高い方を使うなど、状況によって使い分けることで高還元率や割引アップを狙える
例:ネットはau PAY、日常決済や小額支払いはドコモ経済圏で、両方のメリットを最大化
併用のメリット・デメリット
・併用することで、キャンペーンや各店舗・サービスで最適なポイント還元が選べる一方、複数サービス管理の手間やポイント有効期限・残高管理の煩雑さがデメリットとなる。
・使い過ぎ防止やお得なところを狙って分散利用すると、キャンペーン漏れやポイント失効のリスクが減る。メイン・サブのサービスを定期的に見直すことで無理なく節約効果が期待できる。
併用時の注意点
・ポイントの有効期限・失効リスク、キャンペーン条件をこまめに確認する
・無理に登録・連携数を増やしすぎないよう、アプリ管理や定期整理を心がけることで、ポイント取りこぼしを防ぐ
まとめ:au経済圏・ドコモ経済圏の賢い使い分け
au経済圏とドコモ経済圏は、現代生活における家計の効率化とポイント獲得の面で大きな力を発揮する存在である。両経済圏をシーンごとに使い分けることで、無理なく最大限のメリットを引き出すことができる。
まとめ買いやネットサービス、通信や固定費の一括管理にはau経済圏が適している。ネットショッピングやau PAYマーケット利用頻度の高い人は、Pontaポイント還元による節約効果が得られる。一方で、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど実店舗での少額決済を重視する場合は、ドコモ経済圏のdポイント加盟店やスマホ決済が大きな強みとなる。自分の生活シーンに合わせて主軸とサブの経済圏を決め、サービスを使い分けることが高還元のポイント戦略である。
両経済圏のサービスやキャンペーンを無駄なく享受するには、ポイントの有効期限管理や複数アプリの整理が不可欠である。必要以上に登録サービスを増やすと、ポイント失効や適用漏れが起こりやすくなるため注意が必要だ。家計や消費傾向を定期的に見直し、状況によってメイン経済圏を切り替える運用が推奨される。
- ネットサービス・固定費管理重視ならau経済圏
- 実店舗やスマホ決済重視ならドコモ経済圏
- 両経済圏併用でポイントの取りこぼしを防止できる
- サービスの使い分けで暮らし全体の節約効果が最大化できる
- 複数ポイントの管理や有効期限には注意が必要である
長期的かつ無理のない家計最適化のためには、自分の生活スタイルに合わせて主軸の経済圏を柔軟に選び、大型キャンペーンやサービス強化時に積極的に活用することが重要である。

 
  
  
  
  

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