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SBI経済圏でNISAクレカ積立|SBI証券のポイント還元・特徴比較

※このページは、2026年01月16日時点の情報を基にしています。

この記事は約9分で読めます。
十河 賢
十河 賢 |CFP・10年超・証券外務員二種
CFPが運営する「FPのマルっと経済圏」。ドコモ・au・楽天モバイルを実際に乗り換え利用した経験をもとに、各経済圏の違いや通信・金融・生活支出の最適化を、数値と実例で客観的に解説している。

SBI経済圏で新NISAを効率よく運用するには、三井住友カード・Oliveを使ったクレカ積立と、Vポイント・Pontaポイントを活用したポイント投資を役割分担して使うことが重要である。

クレカ積立は、還元率や利用条件を理解したうえでつみたて投資枠の主力として活用し、
一方でクレカ積立で貯まったポイントは、成長投資枠でのポイント投資に回すことで非課税のメリットを最大限に活かせる。

本記事では、三井住友カードとOliveの違い、クレカ積立の還元率・条件、ポイント投資との具体的な使い分けを整理し、SBI証券でNISAを最大化するための現実的な運用方法を解説する。

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SBI証券のNISAクレカ積立の特徴・比較

SBI証券のクレカ積立で使えるカードには、三井住友カード(普通口座)とOlive(スマホ口座)がある。どちらでもクレカ積立は可能だが、性能に差があるため、特徴を理解し、比較することが重要となる。

還元率はクレカ積立の金額に対する利率
項目Olive
Oliveフレキシブルペイ
三井住友カード
引落口座三井住友銀行のみ自由
他行も可
一般カード
年会費
クレカ積立還元率
Oliveフレキシブルペイ
年会費無料
還元率:0.5%
三井住友カード(NL)
年会費無料
還元率:0.5%
ゴールドカード
年会費
クレカ積立還元率
Oliveフレキシブルペイ
ゴールド
年会費
5,500円
還元率:0.75~1.0%
三井住友カードゴールド(NL)
年会費
5,500円
還元率:0.75~1.0%
上位カード
年会費
クレカ積立還元率
Oliveフレキシブルペイ
プラチナプリファード
年会費
33,000円
還元率:1.0~3.0%
三井住友カード
プラチナプリファード(NL)
年会費
33,000円
還元率:1.0~3.0%
最上位カード
年会費
クレカ積立還元率
三井住友カード
Visa Infinite(NL)
年会費
99,000円
還元率:1.0~4.0%
備考●年間100万円以上利用で年会費無料
●継続特典
ゴールド:10,000pt
プラチナ:40,000pt
●選べる特典あり
●ポイント高還元率
●年間100万円以上利用で年会費無料
●継続特典
ゴールド:10,000pt
プラチナ:40,000pt
Infinite:110,000pt
●選べる特典あり
●ポイント高還元率

他行口座を引落に使いたい人は選択できない点に注意。この点だけで、どちらが向いているか決定する人もいるだろう。

なお、SBI新生銀行のアプラスカードでも、SBI証券でクレカ積立はできるが、SBI経済圏でのVポイント活用を考えると不利になる。気になる人は以下の記事で比較しているので確認してほしい。

SBI証券のメインバンクはどれ?

Olive(スマホ口座)のクレカ積立の特徴

Oliveは、三井住友銀行が提供する総合金融サービスで、銀行口座・デビット・クレカ・アプリを一体化できる仕組みである。

Oliveフレキシブルペイカードでクレカ積立できるが、カードの種類によってポイント還元率は異なる。

還元率はクレカ積立の金額に対する利率
連携特典年間カード利用額
還元率
備考
Oliveフレキシブルペイ
(一般カード)
クレカ積立
10万円以上:0.5%年間カード利用額10万円以上
クレカ決済で入金手続き不要
Oliveフレキシブルペイ
ゴールド
クレカ積立
100万円以上:1.0%
10万円以上:0.75%
年間カード利用額10万円以上
クレカ決済で入金手続き不要
Oliveフレキシブルペイ
プラチナプリファード
クレカ積立
500万円以上:3.0%
300万円以上:2.0%
300万円未満:1.0%
クレカ決済で入金手続き不要

三井住友カードのクレカ積立の特徴

三井住友カード(普通口座)には複数の種類があり、プラチナプリファードやゴールドNLなどが人気である。これらのカードは還元率が最大4.0%となっており、SBI証券のクレカ積立に対応。積立設定も簡単で、毎月自動的に投資信託が購入される。

還元率はクレカ積立の金額に対する利率
連携特典年間カード利用額
還元率
備考
三井住友カード(NL)
クレカ積立
10万円以上:0.5%年間カード利用額10万円以上
クレカ決済で入金手続き不要
三井住友カード(NL)
ゴールド
クレカ積立
100万円以上:1.0%
10万円以上:0.75%
年間カード利用額10万円以上
クレカ決済で入金手続き不要
三井住友カード
プラチナプリファード
クレカ積立
500万円以上:3.0%
300万円以上:2.0%
300万円未満:1.0%
クレカ決済で入金手続き不要
三井住友カード
Visa Infinite
クレカ積立
700万円以上:4.0%
500万円以上:3.0%
300万円以上:2.0%
300万円未満:1.0%
クレカ決済で入金手続き不要

年間カード利用額にはクレカ積立の金額は含まれない点に注意が必要。日常でカードを利用し、その合計額で還元率が決まる仕組みである。

Vポイント・Pontaポイントを使ったポイント投資

SBI経済圏は、SBI証券やSBI新生銀行の金融サービスを中心に、Vポイント、三井住友カード、Oliveを活用できる。これに、au経済圏のPontaポイントやドコモ経済圏のdポイントなど経済圏をまたにかける点も特徴である。

Vポイントを中心に、ほかの経済圏のポイントも活用できる点にも注目しよう。

使えるポイントはVとPontaのみ

SBI証券のポイント投資で使用可能なのは、VポイントとPontaポイントに限られる。初心者にとっては、日常の買い物などで自然に貯まったポイントを資産形成に活用できる大きなメリットがある。

貯められるポイント使えるポイント
Vポイント
Pontaポイント
dポイント
PayPayポイント
マイル
Vポイント
Pontaポイント

dポイントやPayPayポイントは貯めることは可能だが、現状では投資には使えないため、投資を検討する際は混同しないよう注意が必要である。

投信マイレージで毎月ポイント還元を受けられる

SBI証券の投信マイレージは、投資信託の月間平均保有金額に応じて毎月ポイント付与を受けられるサービスである。

還元率は投信の月額平均保有金額に対する利率
銘柄区分1,000万円未満の還元率1,000万円以上の還元率
通常銘柄0.10%0.20%
SBIプレミアムセレクト銘柄0.15%0.25%

対象銘柄には通常銘柄とSBIプレミアムセレクト銘柄があり、プレミアム銘柄は通常銘柄よりも多くのポイントが付与される。

ポイント投資でのNISA非課税メリットと活用例

クレカ積立で貯めたポイントをNISAで投資するメリットをまとめる。

「Oliveフレキシブルペイ」や「三井住友カード」でクレカ積立をした場合の還元率は0.5%だが、毎月5万円、年間60万円のカード決済で、3,000pt獲得できる。

この3,000ptをスポット買付や積立買付の原資にする。ただ、クレカ積立の決済にはポイントを使えないため、たとえば、つみたて投資枠をクレカ積立で利用し、成長投資枠でポイント投資を行う方法などが考えられる。

クレカ積立で得たポイントを、NISAなら非課税で運用できる点がメリットとなる。

クレカ積立とポイント投資の具体的な効果シミュレーション

実際に三井住友カードでクレカ積立を行い、Vポイント・Pontaポイントをポイント投資に活用した場合、年間のポイント還元や資産増加がどの程度見込めるか、具体的な数字を挙げて解説する。

三井住友カード/Oliveのクレカ積立で得られるポイント

三井住友カードを使ったクレカ積立のポイント還元率はカードの種類や年間利用額によって変動する。 この利用額にはクレカ積立の金額は含まれないため、ショッピングなどで条件を満たす必要がある。

月々5万円(年間60万円)の積立の場合、カードと利用額に応じて以下の還元が見込める。なお、クレカ積立による投資上限額は月10万円です。

還元率はクレカ積立の金額に対する利率
カード種類年間利用額
還元率
年間還元
ポイント
三井住友カード
Visa Infinite
700万円以上
4.0%
24,000ポイント
三井住友カード/Oliveフレキシブルペイ
プラチナプリファード
500万円以上
3.0%
18,000ポイント
三井住友カード/Oliveフレキシブル
ペイゴールド
100万円以上
1.0%
6,000ポイント
三井住友カード
Oliveフレキシブルペイ
10万円以上
0.5%
3,000ポイント

このように、上位のプラチナプリファードカードを利用し年間500万円以上カード利用があれば、最大3.0%の還元を享受できる。月5万円の積立なら年間約18,000ポイントが貯まり、資産形成の効率が大幅に上がる。

ポイント投資による投資効果シミュレーション

貯まったVポイントやPontaポイントを使って投信マイレージで運用した場合、年率0.10%〜0.15%のポイント還元が加わるため資産増加がさらに加速する。

例えば、年間18,000ポイントを得た場合、それを元に投信を購入し平均0.1%で運用すると1年後に18ポイントの還元がさらに得られる計算だ。長期的に積み重なることで、複利効果が期待できる。

クレカ積立+ポイント投資での総資産増加イメージ

クレカ積立による直接のポイント還元と、そのポイントをポイント投資で運用する二重の還元効果によって効率的に資産を増やせる。

この2つを併用すれば、月々の積立に加え、ポイントをさらに投資に回せるため、長期的な資産形成が加速しやすい。

いわば、日常のカード利用で得る通常のリターンに加え、ポイント投資の利回りを上乗せする形で効率的な運用が可能となる。

クレカ積立とポイント投資を利用する際の注意点

SBI証券のクレカ積立とポイント投資は非常にお得な仕組みだが、制度や条件を正しく理解していないと、還元率を取りこぼしたり、NISA枠を無駄に消費する可能性がある。

ここでは、実際に多い勘違いや見落としやすいポイントを中心に整理する。

クレカ積立には「上限」と「利用条件」がある

SBI証券のクレカ積立は、月10万円が上限となっており、新NISAの年間投資枠すべてをクレカ積立だけで埋めることはできない。

また、クレカ積立の還元率はカードのランクだけで決まるわけではなく、

  • 年間カード利用額の条件達成が前提
  • クレカ積立の金額は、その利用額に含まれない

という点にも注意が必要である。

高還元率を狙う場合は、日常のカード決済を含めた年間利用計画を立てたうえでカードを選ぶことが重要となる。

ポイント投資もNISA枠を消費し、クレカ積立の決済には使えない

Vポイント・Pontaポイントを使ったポイント投資は、NISA口座で行えば非課税となる一方、NISAの投資枠を消費する

また、ポイントはクレカ積立の決済には使えないため、

  • つみたて投資枠:クレカ積立で活用
  • 成長投資枠:ポイント投資やスポット購入で活用

といった形で、役割を分けて考えるのが現実的である。「ポイントだから枠を使わない」「積立に充てられる」といった誤解には注意したい。

ポイントの種類と失効リスクを把握しておく

SBI証券でポイント投資に使えるのは、VポイントとPontaポイントのみである。dポイントやPayPayポイントなどは、貯めることはできても投資には使えない。

また、ポイントには有効期限があるため、

  • 貯めっぱなしにしない
  • 定期的に投資へ回す

といった意識が重要である。

クレカ積立で得たポイントは、少額でも早めにポイント投資へ回すことで、失効を防ぎつつ資産形成に活用できる

まとめ|SBI経済圏でNISAを最大化する現実的な使い分け

SBI経済圏でNISA運用を効率化するには、クレカ積立とポイント投資を役割分担して使うことが重要である。

クレカ積立は、

  • 月10万円の上限
  • 年間カード利用額によって決まる還元率

といった条件を理解したうえで、つみたて投資枠の主力手段として活用したい。

一方、クレカ積立で得たVポイント・Pontaポイントは、クレカ決済には使えないものの、成長投資枠でのポイント投資に回すことで非課税運用が可能となる。

また、ポイント投資もNISA枠を消費するため、「ポイントだから別枠」という誤解を避け、投資枠全体を意識した設計が欠かせない。

制度と条件を正しく理解すれば、SBI経済圏は「ポイントを取りこぼさず、非課税で育てられる」非常に完成度の高いNISA運用環境となる。

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