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【FPが選ぶ】NISAおすすめ口座2026|経済圏5社の銀行・証券会社を最終選考

※このページは、2026年01月14日時点の情報を基にしています。

【FPが選ぶ】NISAおすすめ口座2026|経済圏5社の最終選考-FPコラム
十河 賢
十河 賢 |CFP・10年超・証券外務員二種
CFPが運営する「FPのマルっと経済圏」。ドコモ・au・楽天モバイルを実際に乗り換え利用した経験をもとに、各経済圏の違いや通信・金融・生活支出の最適化を、数値と実例で客観的に解説している。

金融庁によると2024年3月末時点のNISA口座数は約2646万口座。調査日は異なるが、SBI証券約476万口座、楽天証券約700万口座で、公表していない証券会社が多いなか、両社で全体の約45%を占める。

これからNISA口座を検討する人にとっては、SBI証券や楽天証券など「経済圏5社」から始めると選びやすい。この記事では、現役ファイナンシャルプランナー(FP)が、楽天・SBI・三菱UFJ eスマート・マネックス・PayPayの5社を比較し、あなたに最適なNISA口座を1分で特定する。

※参考:金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について

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総合最強はSBI証券NISA|魅力と弱点

SBI証券は最もバランスが取れたNISA口座である。

主力ポイントとしてVポイントだけでなく、Pontaポイント・dポイント・PayPayポイントにも対応している。

米国株取引手数料が無料で、クレカ積立では最大4.0%還元。どの経済圏にも属さない層を含め、利用できるユーザー層は広い。

三井住友銀行、SBI新生銀行、d NEO BANKなど連携銀行も豊富で、資金移動の利便性が高い。

証券会社総合評価
SBI証券★★★★★
楽天証券★★★★☆
マネックス証券★★★★☆
三菱UFJ
eスマート証券
★★★☆☆
PayPay証券★★☆☆☆

比較の詳細は、「経済圏比較|NISAで選ぶ楽天・SBI・三菱UFJを現役FP独自基準で徹底分析」で解説している。

SBI証券の魅力

SBI証券はオープンアライアンス戦略のもと、業種や国境を越えた協働活動を実施している。SBIグループは、Vポイントを軸とした繋がりはあるものの、ほかのポイント経済圏とも連携を強化している。この点は楽天経済圏と大きく異なる。

以下の表は、「経済圏比較|楽天・SBI・三菱UFJ・PayPay・マネックス証券会社を徹底分析」からの抜粋だ。

証券会社
おもな連携銀行
評価連携特典
(税引前)
三菱UFJ eスマート証券
 ⇔ auじぶん銀行
★★★★☆・普通預金金利:+0.10%
最大年0.41%
PayPay証券
⇔ PayPay銀行
★★★★☆・普通預金金利:
最大0.40%
SBI証券
⇔ SBI新生銀行
※金融機関13行
★★★★★・連携だけで最上位
ダイヤモンドステージ
・入出金手数料:無料
・普通預金金利:
最大0.42%
マネックス証券
⇔ 金融機関18行
★★☆☆☆※出金手数料は銀行による
楽天証券
⇔ 楽天銀行
★★★★☆普通預金金利
+0.08%
(300万円以下部分)

SBIグループのメインバンクはSBI新生銀行で、SBI証券との連携特典は豊富だ。ただ、クレカ積立・三井住友カードを軸に三井住友銀行との連携特典、少し特典は弱いがd NEO BANKとの連携も可能だ。

SBI証券の弱点

SBI証券にも弱点はある。以下の点は注意しておこう。

  • Vポイントの基本還元率(0.5%)は買い物では不利。
  • クレカ積立では年間利用額が10万円未満だと還元なし。
  • 三井住友カード(NL)では付与率0.5%、ゴールドカードでも100万円利用でようやく1.0%に達する。

したがって、日常でポイントを貯めながら投資するスタイルにはやや不向きである。

結論として、「日常ポイントを貯めて投資」よりも「投資メインでポイントはおまけ」という投資家に最適な口座である。

FP
FP

NISA口座を探すなら、SBI証券より魅力があるかどうかで判断すると手間が省けます。

楽天証券NISA|魅力と弱点

楽天証券は楽天経済圏ユーザーにとって極めて相性のよいNISA口座である。

楽天ポイントの基本還元率は1.0%(0.5%の店舗もある)で、楽天市場や楽天カード、楽天銀行、楽天モバイルの利用によって還元率をさらに伸ばせる。

特に楽天銀行との連携でスムーズな資金移動が可能なほか、日経テレコン無料提供など特典も多い。

楽天証券の魅力

5項目比較では、SBI証券が若干上回るが、楽天経済圏にこだわるユーザーであれば、最強と言えるだろう。別会社だが、楽天ウォレットでは暗号資産を購入することも可能だ。

証券会社
暗号資産
評価投資商品
ラインナップ
三菱UFJ eスマート証券★★★☆☆・米国株:〇
・FX:〇
・暗号資産:×
・IPO:△
PayPay証券★★☆☆☆・米国株:〇
・FX:×
・暗号資産:×
・IPO:×
SBI証券
SBI VC トレード
★★★★★・米国株:◎
・FX:〇
・暗号資産:〇
・IPO:◎
マネックス証券★★★★☆・米国株:◎
・FX:〇
・暗号資産:×
・IPO:◎
楽天証券
楽天ウォレット
★★★★★・米国株:◎
・FX:〇
・暗号資産:〇
・IPO:◎

楽天証券の弱点

一方、楽天証券の弱点も理解しておく必要がある。

  • 投信残高に対するポイント還元率が0.017~0.053%と低め。
  • 楽天市場の利用機会が少ないユーザーは大きなポイントメリットを得にくい。
  • 他経済圏(au・ドコモ・SoftBankなど)のユーザーには恩恵が少なく、汎用性に欠ける。

投信残高ポイントは、投資信託の残高と所定の投資先によってポイント還元が受けられる特典である。以下のように、楽天証券は他と比べると低いことがわかる。

証券会社評価詳細
楽天証券★★★★☆投信残高ポイント
0.017
~0.053%
SBI証券★★★★★投信マイレージ
0.05
~0.25%
マネックス証券★★★★★投信保有ポイント
0.03
~0.26%
三菱UFJ
eスマート証券
★★★☆☆資産形成プログラム
0.005
~0.24%
PayPay証券★★☆☆☆なし

結論として、楽天経済圏を活用している人なら楽天証券が最有力候補である。

FP
FP

楽天市場をよく利用するなら、貯めたポイントで投資できます。投信残高ポイントの低さもカバーできるでしょう。

おすすめNISA口座診断

FP
FP

Q1:使っているクレジットカードは?

楽天カードなら楽天証券、dカードならマネックス証券のように、対応しているクレジットカードを持っているならNISA口座を選びやすい。クレカ積立用に新しく作る方法もある。

クレジットカードは?診断結果
楽天カード楽天証券 / 楽天銀行
三井住友カードSBI証券 / SBI新生銀行
PayPayカードPayPay証券 / PayPay銀行
au PAYカード三菱UFJ eスマート証券 / auじぶん銀行
dカードマネックス証券 / d NEO BANK
マネックスカードマネックス証券 / イオン銀行

該当するカードがなければ、次に進もう。

FP
FP

Q2:ふだん貯めているポイントは?

普段から貯めているポイントがあれば、ポイント投資をしたり、さらにポイントを貯めたりできる。マネックス証券のマネックスポイントや三菱UFJ eスマート証券のグローバルポイントのように証券会社独自のポイントもあるが、基本的にほかのポイントと交換できる。

ポイント種類診断結果
V / Ponta / d / PayPay / JALSBI証券
dポイントマネックス証券
※マネックスポイントが貯まる
Pontaポイント三菱UFJ eスマート証券
※グローバルポイントが貯まる
楽天ポイント楽天証券
PayPayポイントPayPay証券

特に利用しているポイントがなかったり、ポイント管理はしたくなかったりする場合は、次に進もう。

FP
FP

Q3:何を重視する?

豊富な投資先ならSBI証券や楽天証券、所有しているモバイルとの親和性ならau・ドコモ・ソフトバンク、ポイント管理が煩わしいならWealthNavi(NISA対応)に直接口座を開くなどの選択肢がある(ROBOPROはNISA非対応)

投資スタイル診断結果
ポイント還元最大化楽天証券
投資効率・商品数重視SBI証券・楽天証券
モバイルとの連携重視三菱UFJ eスマート証券 / マネックス証券 / PayPay証券 / SBI証券
ポイント管理手間ゼロWealthNavi(直接申し込み)

上記のほかに気になるNISA口座があるなら、5社から1社を絞り、それと比較して決める方法もある。

この順に確認すれば、自分の経済圏との親和性に基づいて最適な口座を特定できるだろう。

NISA口座選びの落とし穴

NISA口座を安易に開設すると、あとで不利になる可能性がある。特に注意すべきは次の点である。

  • 経済圏5社以外は銘柄数が少なく、手数料が高い。
  • 口座変更は年1回のみ。変更したい年の前年10月1日〜当年9月末までに「廃止通知書」提出が必要。
  • 変更前の金融機関で保有する商品は原則移管不可のため、売却が必要となり、損切りリスクがある。

よって、「とりあえず開設」は避け、経済圏や利用スタイルに基づく診断を経て選ぶことが重要である。

まとめ:NISA口座選びのポイント

自分に合ったNISA口座は、置かれている環境や家計状況などによって異なる。

そのため、選択肢を絞り込み過ぎて魅力のあるNISA口座を排除するのは避けたい。しかし、NISA口座数は多く、全てを検討するのは現実的ではない

この記事で紹介した「経済圏5社」を軸に、魅力を感じなければ、野村證券や松井証券などを検討してみるといいだろう。

  • 経済圏5社+αから選べば大きな失敗はない。
  • 定期的に運用状況を確認し、必要に応じて乗り換える。ただし変更タイミングには制約があるため注意。
  • 実際に利用してみないと分からない利便性も多く、継続的な見直しが肝要である。
  • 何よりも、自身のリスク許容度に合わせたポートフォリオ設計が最優先である。

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