au経済圏でUQモバイルを使い倒すことで、通信費の節約やポイント還元など、家計に嬉しいメリットが盛りだくさんである。
本記事では、最新の料金プランやau経済圏ならではの特典を徹底解説し、メリット・デメリットと賢い活用術をお伝えする。UQモバイルを最大限に活かすためのポイントを押さえ、今すぐ実践できるコスパ術を紹介する。
UQモバイルの最新料金プラン
UQモバイルは2025年6月3日より新料金プラン「トクトクプラン2」と「コミコミプランバリュー」を提供開始した。これにより、従来の小容量プランは廃止され、中~大容量志向のユーザー向けに内容が刷新された。両プランともデータ繰り越しや各種割引に対応し、au Starlink Direct(衛星通信)オプションも利用できるのが特徴である。
2025年6月からの新料金プラン
新プランは、利用スタイルに応じて選択できる2種類で構成されている。
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|
トクトクプラン2 | 30GB 5GB | 4,048円 2,948円 | 段階制料金 |
コミコミプランバリュー | 35GB | 3,828円 | 10分かけ放題 Pontaパス付 |
両プランともデータ繰り越しが可能で、余ったデータは翌月末まで利用できる。コミコミプランバリューは10分以内の国内通話が無料で、「Pontaパス」、「サブスクぷらすポイント」、「au Starlink Direct」が付帯されている。
「サブスクぷらすポイント」は、au/UQ mobileのスマホユーザー向けのサービスで、Apple Music/TELASA/Netflix/YouTube Premiumの加入で、ポイント還元率が最大20%になる。
「au Starlink Direct」は、空が見えるところであれば、圏外であってもスマホが使えるサービス。
割引適用後のプラン比較
トクトクプラン2であれば、自宅セット割とau PAYカードお支払い割を適用できる。
プラン名 | データ利用量 | 割引適用後月額 (自宅セット割+カード割) |
---|---|---|
トクトクプラン2 | 30GB 5GB | 2,728円 1,628円 |
コミコミプランバリュー | ~35GB | 3,828円 (割引なし) |
トクトクプラン2は、割引を最大限活用することで月額1,628円(5GB以下利用時)まで抑えることができ、コストパフォーマンスが非常に高い。
コミコミプランバリューは割引適用外だが、データ・通話・特典が充実しているため、トータルバリューで選ぶユーザー向けである。
au経済圏でUQモバイルを活用できる特典のすべて
UQモバイルは、au経済圏のさまざまなサービスと連携することで、通信費の割引やポイント還元など多くの特典を受けられる。ここでは、2025年6月時点で利用可能な主な特典について、具体的に解説する。
UQ モバイル + 自宅セット割(トクトクプラン2)
UQモバイルの「自宅セット割」は、指定の光回線やauでんきと組み合わせることで、スマートフォンの利用料金が毎月最大1,100円割引されるサービスである。家族全員が対象で、最大10回線まで適用できる。
- UQ モバイル + auひかり(ネットと電話)
- UQ モバイル + J:COM(テレビと電話 or ネット)
- UQ モバイル + ルーターサービス
- UQ モバイル + auでんき
光回線とセットで利用すると割引を受けられるが、他社のひかりと契約済みなら、auでんきを利用することもできる。
UQ モバイル + 家族セット割(トクトクプラン2)
家族でUQモバイルを利用することで、1回線ごとに毎月550円の割引が受けられる。割引を受けられるのは、トクトクプラン2を契約している人である。夫婦で加入する場合で、まとめておく。
- 夫:トクトクプラン2/妻:トクトクプラン2 → 夫婦ともに割引
- 夫:トクトクプラン2/妻:コミコミプランバリュー → 夫のみ割引
- 夫:コミコミプランバリュー/妻:トクトクプラン2 → 妻のみ割引
- 夫:コミコミプランバリュー/妻:コミコミプランバリュー → 夫婦ともに割引対象外
上記は、UQ モバイルの新料金プランの組み合わせのみだが、以下のような、旧プランとの組み合わせも考えられるので、まとめておく。
- 夫:トクトクプラン2/妻:トクトクプラン・ミニミニプラン → 夫婦ともに割引
- 夫:トクトクプラン2/妻:コミコミプラン → 夫のみ割引
- 夫:くりこしプラン +5G/妻:トクトクプラン2 → 妻のみ割引
- 夫:トクトクプラン2/妻:au回線 → 夫婦ともに割引対象外
つまり、旧プランのトクトクプランかミニミニプランを継続している人も、そのまま家族セット割の対象となる。詳しくは、以下の公式ページで確認することをおすすめする。
なお、自宅セット割も条件を満たしている場合は、自動的に自宅セット割が選ばれる。
UQ モバイル + カード割(トクトクプラン2)
au PAY カード/ゴールドカードで、UQ モバイルの利用料金を支払えば、毎月220円割引される。トクトクプラン2や新規受付終了しているトクトクプラン、ミニミニプランが対象である。
※出典:UQ mobile「au PAY カードお支払い割」
UQ モバイル + Pontaポイント/Pontaパス
UQ モバイルを利用するなら、Pontaポイントの還元日とPontaパスを有効活用したい。
- たぬきの吉日:毎月5・8・15・25日に対象店舗でau PAY決済を行うと、Pontaポイント最大5%還元
- Pontaパス:ローソンの週替わりクーpンやTOHOシネマの割引などの特典が受けられる。
コミコミプランバリューであれば、毎月548円のPontaパスも込みの料金となっている。
※出典:Pontaパス
UQ モバイル + au PAY カード/auじぶん銀行
UQモバイルは、au PAY カードやauじぶん銀行を利用することで、Pontaポイントが還元される。
- UQモバイルの利用料金を、au PAYカードで支払う:1%還元(通常還元)
- au PAY カードの支払口座をauじぶん銀行にして、UQモバイルの利用料金を払う:0.5%還元
- au PAY カードの支払口座をauじぶん銀行にして、auでんきの利用料金も払う:0.5%還元
au PAY カードを利用するなら、auじぶん銀行の口座を開設して支払口座とするだけでポイントが還元されるのでお得である。
なお、UQ モバイルではなく、au回線でもポイント還元を受けられる。
UQ モバイル + auじぶん銀行
auじぶん銀行には、「じぶんぷらす」とよばれるステージに応じて受けられる特典がある。ステージは、レギュラーからプレミアムの4段階で、獲得スタンプ数によって判定される。ここでは、UQ モバイルユーザーが獲得できるスタンプについてまとめる。
- UQ モバイルの利用料金の口座振替:スタンプ1個
- au PAY残高へのチャージ:スタンプ1個
UQ モバイルの支払方法で、au PAY カードの支払口座をauじぶん銀行にしておけば、スタンプ1個獲得でき、1.5%のポイント還元を受けられる。
※出典:auじぶん銀行「じぶんぷらす」
UQ モバイル + au PAY カード/ゴールドカード
UQ モバイルの利用料金をau PAY カードで支払うと、1%分のポイント還元が受けられ、カード割として毎月220円引きとなった。au PAY ゴールドカードなら、カード割は220円と同額だが、最大10%のポイント還元を受けられる。
※出典:au PAY ゴールドカード
このように、UQモバイルはau経済圏の各種サービスと組み合わせれば、通信費の節約やポイント還元の特典を受けられる。家族構成やライフスタイルに合わせて、最適な特典を賢く活用したい。
au経済圏でUQモバイルを使うメリット・デメリット
au経済圏におけるUQモバイルのメリットとデメリットをまとめる。UQモバイルを検討している人は参考にしていただきたい。
au経済圏 × UQモバイルのメリット
UQモバイルをau経済圏で利用する主なメリットは以下の通りである。
- 通信費を抑えられる割引がある
- 家族セット割や自宅セット割で追加の割引が受けられる
- au PAYカードで支払うとPontaポイントがたまる
- たぬきの吉日やサブスクぷらすポイントなど、ポイント還元の機会が多い
- コミコミプランバリューはPontaパスが付帯する
- au経済圏のサービスと連携しやすい
UQモバイルはau経済圏の特典を効率よく活用でき、日々の支出削減やポイント獲得に役立つのが強みである。
au経済圏 × UQモバイルのデメリット
一方、UQモバイルをau経済圏で利用する際のデメリットは以下の通りである。
- 無制限プランがなく、最大でも月間35GBまでである
- 直近3日間で6GB以上利用すると速度制限がかかる
- 家族間通話が無料とならず、通話料が発生する
- データシェアや複数端末での通信量共有ができない
選択するプランや利用スタイルによっては、割引や特典の適用範囲が限られる場合がある。自分の通信量や家族構成、通話の利用頻度などを事前に確認し、デメリットも踏まえて最適なプラン選択を心がけることが重要である。
まとめ:au経済圏でUQモバイルを最大限活用するために
UQモバイルはau経済圏の特典やポイント還元を活用することで、通信費を大きく節約できる一方、データ容量や割引適用条件、乗り換え時の注意点など、事前に把握すべきポイントも多い。自分の利用スタイルや家族構成、割引の適用可否をよく確認し、最適なプラン選択とサービス連携を行うことで、au経済圏のメリットを最大限に引き出すことができる。賢く活用し、家計の見直しと生活の質向上を目指したい。
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