2026年最新版クレジットカード比較。イオン・au・三井住友・楽天・PayPay・ドコモの6経済圏を、現役FPが独自基準で徹底分析した。
単純な還元率比較ではなく、「年会費・基本還元率・優遇還元率・付帯保険・分割手数料」の5項目で★評価を実施。全経済圏の強み・弱みを明確化し、あなたの生活スタイルに最適な1枚を客観的に見極めるための完全ガイドである。
クレジットカードを5つの軸で徹底比較
クレジットカードを選ぶ際に最も重要なのは、単なる還元率ではなく「年会費」「基本還元率」「優遇還元率」「付帯保険」「分割手数料」の5つの軸で総合的に評価することである。
本セクションでは、現役FPの独自基準に基づき、イオン・au・三井住友・楽天・PayPay・ドコモの6経済圏を徹底比較した。各項目ごとに★評価と特徴を表形式でまとめ、強み・弱みを明確化する。これにより、生活スタイルに最適な1枚を客観的に見極められる。
全5項目を合計した総合比較
5つの評価項目(年会費・基本還元率・優遇還元率・付帯保険・分割手数料)を合計し、各経済圏の総合力を★で比較した。読者が全体像を一目で把握できるように、強みの特徴も併記した。
| 経済圏名 | 総合評価 | 特徴 |
|---|---|---|
| イオン経済圏 イオンカード | ★★★★★ | 年会費・分割手数料ともに無料で維持コストゼロ |
| au経済圏 au PAYカード | ★★★★☆ | 海外旅行・ショッピング保険が非常に充実 |
| SBI/三井住友経済圏 三井住友カード | ★★★★☆ | コンビニ・飲食店で最大7%の高還元 |
| 楽天経済圏 楽天カード | ★★★☆☆ | ゴールド年会費2,200円の業界最安水準 |
| PayPay経済圏 PayPayカード | ★★★☆☆ | 日常利用で最大1.5%の高い基本還元率 |
| ドコモ経済圏 dカード | ★★★☆☆ | 携帯電話料金で10~20%の優遇還元 |
イオン経済圏が唯一の5つ星評価で全項目のバランスが優れている。au経済圏と三井住友カードはそれぞれ保険と店舗還元で強みを発揮し4つ星である。下位3経済圏も各分野で特化した強みを持つため、利用シーンに応じた選択が重要である。
クレカ年会費の比較
年会費はクレジットカードの維持コストを示す指標であり、無料かどうかに加え、ゴールドカードの費用水準も評価対象とした。
| 経済圏名 | 評価 | 特徴 |
|---|---|---|
| イオン経済圏 | ★★★★★ | 年会費無料で維持コストゼロ |
| 楽天経済圏 | ★★★★☆ | 一般無料、ゴールド2,200円 |
| au経済圏 | ★★★☆☆ | ゴールドは有料だがコスパ良 |
| SBI/三井住友経済圏 | ★★★☆☆ | 年会費実質無料多数 |
| PayPay経済圏 | ★★★☆☆ | 無料だが一般カード仕様 |
| ドコモ経済圏 | ★★★☆☆ | 無料だが保険条件限定 |
イオン経済圏は一般カード永年無料に加え、条件を満たせばゴールドも無料となるため最も有利である。楽天経済圏はゴールド年会費2,200円で業界最安水準である。年会費面ではこの2社が特に優位性を持つ。
基本還元率の比較
基本還元率は日常利用でのポイント獲得効率を示す指標であり、通常利用時の還元率を基準に評価した。
| 経済圏名 | 評価 | 特徴 |
|---|---|---|
| PayPay経済圏 | ★★★★★ | 1.0~1.5%と高水準 |
| au経済圏 | ★★★★☆ | 1.0%で安定 |
| 楽天経済圏 | ★★★★☆ | 常時1.0%還元 |
| ドコモ経済圏 | ★★★★☆ | 1.0%で安定 |
| イオン経済圏 | ★★★☆☆ | 標準的な還元率 |
| SBI/三井住友経済圏 | ★★★☆☆ | 0.5%だが安定 |
PayPay経済圏は最大1.5%還元で日常決済に優れる。au・楽天・ドコモ経済圏は1.0%で安定したポイント獲得が可能である。三井住友カードは基本還元率が低い分、優遇還元でカバーする設計である。
優遇還元率の比較
優遇還元率は各経済圏特有の店舗・サービスでの上乗せ還元を評価する指標であり、最大還元率と利用頻度を考慮した。
| 経済圏名 | 評価 | 特徴 |
|---|---|---|
| イオン経済圏 | ★★★★★ | 感謝デー5%OFF+WAON連携 |
| au経済圏 | ★★★★★ | 携帯料金10%還元 |
| SBI/三井住友経済圏 | ★★★★★ | 店舗で最大7%還元 |
| 楽天経済圏 | ★★★★★ | SPUで実質高還元 |
| PayPay経済圏 | ★★★★★ | Yahoo!ショッピング等で最大5% |
| ドコモ経済圏 | ★★★★★ | 携帯料金で10~20%還元 |
全経済圏が満点であり、各経済圏の強みが明確である。利用シーンに合った選択がポイント最大化の鍵となる。固定費が多い場合はau・ドコモ、店舗利用が多い場合は三井住友が有利である。
付帯保険の比較
付帯保険は旅行・買い物時の補償内容を示す指標であり、一般カードの自動付帯状況と補償額を基準に評価した。
| 経済圏名 | 評価 | 特徴 |
|---|---|---|
| au経済圏 | ★★★★★ | 保険が非常に充実 |
| SBI/三井住友経済圏 | ★★★★★ | 海外旅行保険付き一般カード |
| イオン経済圏 | ★★★★☆ | ショッピング保険付き |
| 楽天経済圏 | ★★★☆☆ | 海外旅行保険あり(一般は条件付) |
| PayPay経済圏 | ★★☆☆☆ | 一般カードに保険なし |
| ドコモ経済圏 | ★★☆☆☆ | 一般カードは保険なし |
au経済圏は海外旅行保険2,000万円など補償が充実している。三井住友カードは一般カードで海外旅行保険が自動付帯される。PayPay・ドコモは一般カードに保険がないため保険重視の場合は上位2社が適している。
分割払い手数料の比較
分割払い手数料は大型購入時の実質負担を示す指標であり、実質年率を基準に業界水準と比較して評価した。
| 経済圏名 | 評価 | 特徴 |
|---|---|---|
| イオン経済圏 | ★★★★★ | 業界最安クラス(10.05~12.42%) |
| ドコモ経済圏 | ★★★★☆ | 12.0~14.75%で比較的良心的 |
| SBI/三井住友経済圏 | ★★★☆☆ | 標準的な手数料水準 |
| PayPay経済圏 | ★★★☆☆ | 標準的な水準 |
| au経済圏 | ★★☆☆☆ | 分割手数料はやや高い |
| 楽天経済圏 | ★★☆☆☆ | 分割手数料はやや高め |
イオンカードは10.05%~と業界最低水準である。ドコモ経済圏も12.0~14.75%で相対的に低手数料である。家電・家具の分割購入を検討する場合はイオン経済圏が最適である。
用途別おすすめクレジットカード
各クレジットカードには特徴があり、利用者のライフスタイルに応じた選択が重要である。以下、用途別のおすすめカードをまとめる。
| 用途・特徴 | おすすめカード | 理由 |
|---|---|---|
| 大型家電・家具の分割払い | イオンカード | 業界最低水準の分割手数料 |
| ネットショッピングが多い | 楽天カード | 楽天市場での高還元と相乗効果 |
| 日常的な買い物メイン | PayPayカード | 基本還元率の高さと幅広い利用性 |
| ドコモユーザー向け | dカード | 携帯電話料金で10-20%の高還元 |
| auユーザー向け | au PAYカード | 携帯電話料金で10%還元と充実した保険 |
| コンビニ・飲食店利用が多い | 三井住友カード | 対象店舗で最大7%の高還元 |
| 安心の保険カバーを求める | au PAYカード | ゴールド:ショッピング保険2,000万円 |
| コスパ重視のゴールドカード | 楽天カード | ゴールド年会費2,200円と破格の安さ |
クレジットカードの選び方で最も重要なのは、自分の利用パターンとの相性である。月々の固定費(携帯電話料金など)の支払いや、最も利用頻度の高い店舗に対応したカードを中心に選ぶことで、効率的にポイントを貯められる。
また、分割払いをよく利用する場合はイオンカード、保険を重視する場合はau PAYカードといったように、自身のニーズに合わせた選択が重要となる。「還元率が高いから」という理由だけで選ぶのではなく、総合的に自分の生活に合ったカードを見極めることが賢い選択につながるだろう。
まとめ:最適なクレジットカードの選び方
5つの評価項目で徹底比較した結果、各経済圏のクレジットカードはそれぞれ明確な強みを持つことが明らかとなった。
イオン経済圏は年会費・分割手数料のコスト面で圧倒的優位性を持ち、au経済圏は保険の充実度、三井住友カードは店舗還元の効率性で際立っている。一方、楽天・PayPay・ドコモ経済圏はネット通販・日常決済・携帯料金支払いといった特定の利用シーンで高い実用性を発揮する。
クレジットカード選択の鍵は「自身の生活パターンとの相性」にある。固定費が多い場合は携帯キャリア系、店舗利用が多い場合は三井住友、大型購入を分割で検討する場合はイオンを選択することで、無駄なくポイントを最大化できる。
現役FPとして最も強調したいのは、単純な還元率比較ではなく「実生活での利用頻度」を基準に選ぶことである。この比較を参考に、あなたの家計最適化に最適な1枚を見極めてほしい。



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