楽天・au・ドコモ・ソフトバンクの経済圏電力プランについて、現役FPが料金・還元・安定性・供給・シナジーの5項目で独自評価し、ランク付けした。
基本料金0円の楽天でんき、高還元率20%超可能なドコモでんき、スマホセット割最大1,100円のおうちでんき・auでんきなど、各経済圏ならではの特徴が光る。
あなたの経済圏に最適な新電力プランを、このランキングで明確に見極めてほしい。
経済圏・新電力ランキング
楽天・au・ドコモ・ソフトバンクの大経済圏新電力を、料金プラン・ポイント還元・料金安定性・供給実績・経済圏効果の5項目で★5段階評価し総合得点でランキング化した。
料金プランでは基本料金0円の楽天でんきが満点、ポイント還元ではdカードPLATINUM利用で最大20%のドコモでんきが最高評価、供給実績はおうちでんきが全国12位でトップクラスとなる。
燃料費調整額上限なしや市場連動リスクも考慮した現役FPの独自基準で、経済圏ユーザーにとって最適な電力選択となるだろう。
1位:おうちでんき
おうちでんきはPayPay経済圏の電力プランであり、基本料金1,247円に加え、従量料金は~120kWhで29.80円、120~300kWhで36.40円、300kWh以上で40.49円の段階制料金体系を採用する。
ポイント還元率はPayPayカード利用で1.0%、ゴールドカード利用で最大3.0%と高く設定され、初月全額無料キャンペーンも実施される。経済圏効果としておうち割が特徴的であり、ソフトバンク契約で月110円、ワイモバイルで月1,100円の割引が2年間適用される。
2025年8月時点の全国販売量で12位、582,690件を記録し供給実績も優れているが、燃料費調整額に上限がない点に留意が必要である。
| 総合得点 |
|---|
| 21 |
- 基本料金1,247円、標準段階制料金
- PayPayカード還元1.0~3.0%
- スマホにおうち割あり
- 全国販売量12位(582,690件)
- 初月無料キャンペーンあり
| 料金プラン | ポイント | 料金安定性 | 供給実績 | 経済圏効果 |
|---|---|---|---|---|
| 4 | 4 | 4 | 5 | 4 |
1位:ドコモでんき
ドコモ経済圏の電力プランであり、基本料金1,247円、従量料金は~120kWhで29.80円、120~300kWhで36.40円、300kWh以上で40.49円の標準段階制料金体系である。
ポイント還元率は電気料金0.5~20.0%と幅広く、ahamo+dカードで2.0%、dカードPLATINUM利用のGreenプランで最大20%が可能な高還元が特徴である。経済圏効果として光回線セット割によりドコモMAX・mini・ポイ活プランで月110円割引が適用される。
2025年8月時点の全国販売量で15位、355,442件を記録している。
| 総合得点 |
|---|
| 21 |
- 基本料金1,247円、標準段階制
- 還元0.5~20.0%
- 光回線セット割110円引き
- 全国販売量15位(355,442件)
- dカードPLATINUM高還元
| 料金プラン | ポイント | 料金安定性 | 供給実績 | 経済圏効果 |
|---|---|---|---|---|
| 4 | 5 | 4 | 4 | 4 |
3位:auでんき
au経済圏の電力プランであり、基本料金1,246.99円、従量料金は~120kWhで29.79円、120~300kWhで36.39円、300kWh以上で40.48円の段階制料金体系を採用する。
ポイント還元率は電気料金8,000円未満で0.5%、8,000円以上で1.0%、au PAYカード払いで最大2.0%となる。経済圏効果としてUQモバイル契約者向けに自宅セット割が適用され、トクトクプラン2では月1,100円割引が受けられる。
2025年8月時点の全国販売量で13位、427,843件を記録し安定した供給基盤を有する。
| 総合得点 |
|---|
| 19 |
- 基本料金1,246.99円、段階制料金
- 還元0.5~2.0%
- UQモバイル1,100円割引
- 全国販売量13位(427,843件)
- au PAYカード特典あり
| 料金プラン | ポイント | 料金安定性 | 供給実績 | 経済圏効果 |
|---|---|---|---|---|
| 4 | 3 | 4 | 4 | 4 |
4位:楽天でんき
楽天経済圏の電力プランであり、基本料金0円、従量料金36.85円/kWhの一律単価で低使用量家庭に適した料金体系を採用する。
ポイント還元率は電気料金の0.5%、楽天カード払いまたはガスセットで最大2.0%となり、新規申込特典として3,000ポイントが付与される。経済圏効果として楽天市場でのSPUが+0.5%上乗せされ、楽天ユーザーにとって継続的なメリットを提供する。
供給実績は2025年8月時点で22位、124,332件であるが、市場価格調整制度を採用しているため料金変動リスクに留意が必要である。
| 総合得点 |
|---|
| 18 |
- 基本料金0円、一律36.85円/kWh
- 還元率0.5~2.0%、新規3,000pt
- SPU+0.5%上乗せ
- 全国販売量22位(124,332件)
- 市場価格調整制度採用

\基本料金ゼロ/
| 料金プラン | ポイント | 料金安定性 | 供給実績 | 経済圏効果 |
|---|---|---|---|---|
| 5 | 4 | 2 | 3 | 4 |
新電力契約する際の注意点
新電力は広告で見る基本料金の安さだけでは判断できず、燃料費調整額の変動リスクや供給安定性も含めた総合判断が必要である。
シミュレーションによる実質負担額算出、燃料高騰時の請求急増リスク、事業者撤退による供給停止の危険性を契約前に必ず確認すべきである。
経済圏電力のポイント還元・シナジー効果を活かしつつ、これらリスクを回避する選択基準を以下に示す。
シミュレーションで必ず確認すること
過去12ヶ月分の電気使用量を準備し、各経済圏電力の料金単価にポイント還元・スマホセット割を加算した上で、燃料費調整額見込みを差し引いた年間総実益を必ず計算する。
電気やガスの使用量は家庭によって異なる。必ず自分の状況に当てはめてシミュレーションすることが重要である。
燃料高騰時の光熱費上昇リスク
新電力は燃料費調整額に上限がないため、燃料費高騰により電気代が上がる可能性を常に含んでいる。
2022年には、ロシア・ウクライナ危機による燃料調達費急騰で請求単価が従来電力の数倍に跳ね上がった事例もある。ここ2年ほどは燃料価格安定によりマイナス調整が続いているが、国際情勢悪化で同様のリスクがあることを念頭に置く必要がある。
経済圏にある新電力はポイント還元や経済圏内効果でメリットを感じられる。ただし、燃料高騰時には切り替えることも抑えておこう。
供給停止・事業者撤退のリスク
新電力の多くは自社発電設備を持たず卸電力市場に依存するため、需給逼迫時や経営悪化で契約解除・供給停止に至る危険性がある。
過去には燃料高騰で経営破綻した事業者が契約者を一方的に解約し、割高な従来電力への緊急切り替えを強いられた事例もある。
供給実績上位の経済圏電力は比較的安定しているが、事業者の財務基盤と調達体制を事前確認することが肝要である。
2026年の最適な電力選び
おうちでんきとドコモでんきが総合21点でダブルトップ、供給実績も申し分なく経済圏効果も高い。auでんきは安定の19点、楽天でんきは基本料金0円の強みがあるが変動リスクで18点となる。
メイン経済圏や電気の使用量、住んでいる地域などによっても評価は変わるだろう。12ヶ月使用量でシミュレーションし、どの程度のメリットがあるか確認すると良い。




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