クレジットカードの基本還元率は、カード選びの基準の一つである。本記事では、6大経済圏の主要カードについて、基本還元率やポイント付与単位、経済圏における強みを比較する。
クレジットカード比較|基本還元率
楽天カード
楽天カードは、楽天経済圏をメインに活用するなら欠かせないクレジットカードである。楽天市場のSPU対象となるほか、楽天証券のクレカ積立や楽天ペイとの組み合わせにも利用でき、楽天ポイントを貯める中心的な役割を担う。
| 基本還元率 | 1.0% |
| ポイント付与単位 | 100円につき1ポイント |
| 貯まるポイント | 楽天ポイント |
| 年会費 | 永年無料 |
| 還元率アップ制度 | SPU |
| 総利用枠 | 最大100万円 |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB アメリカン・エクスプレス |
| 家族カード | 年会費無料 |
| ETCカード | 年会費550円(税込)※ |
- 基本還元率1.0%・100円単位の付与で、日常の少額決済でもポイントを取りこぼしにくい
- 楽天市場のSPU対象となり、楽天証券などと組み合わせて楽天経済圏の中心カードとして使える
※出典:楽天カード
dカード
dカードは、ドコモ経済圏の中心となるクレジットカードである。d払いの支払い設定やdカード積立、ドコモの通信サービスなどと組み合わせることで、dポイントをまとめて貯められる。
| 基本還元率 | 1.0% |
| ポイント付与単位 | 100円につき1ポイント |
| 貯まるポイント | dポイント |
| 年会費 | 永年無料 |
| 還元率アップ制度 | ポイント倍率アップ特典 |
| 総利用枠 | 最大100万円 |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard |
| 家族カード | 年会費無料 |
| ETCカード | 初年度無料 ※「4980」「5302」「5334」で始まる場合 ※年間利用歴なし:年会費550円(税込) |
- 基本還元率1.0%・100円単位の付与で、日常の少額決済にも使いやすい
- ドコモ回線やd払い、マネックス証券を利用する人ほど活用範囲が広がる
au PAYカード
au PAYカードは、au経済圏におけるクレジットカード決済の中心となるカードである。au・UQ mobileの通信料金をまとめられるほか、au PAYやau PAYマーケットなどのサービスと組み合わせられる。
| 基本還元率 | 1.0% |
| ポイント付与単位 | 100円につき1ポイント |
| 貯まるポイント | Pontaポイント |
| 年会費 | 永年無料 |
| 還元率アップ制度 | ポイントアップリワード |
| 総利用枠 | 最大100万円 |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard アメリカン・エクスプレス |
| 家族カード | 年会費無料 |
| ETCカード | 年会費無料 ※新規発行手数料1,100円(税込) |
- 基本還元率1.0%・100円単位の付与で、au以外の日常決済にも使いやすい
- 通信、コード決済、銀行・証券をPontaポイントでつなげたい人に向いている
PayPayカード
PayPayカードは、PayPay経済圏におけるクレジットカード決済の中心となるカードである。PayPayクレジットやYahoo!ショッピング、ソフトバンク・ワイモバイルなどとの連携に強みがある。
| 基本還元率 | 1.0% |
| ポイント付与単位 | 200円につき2ポイント |
| 貯まるポイント | PayPayポイント |
| 年会費 | 永年無料 |
| 還元率アップ制度 | PayPayステップ |
| 総利用枠 | 最大100万円 |
| 国際ブランド | Visa ※2枚目からMastercard、JCBも可 |
| 家族カード | 年会費無料 |
| ETCカード | 年会費550円(税込) |
- 基本還元率は1.0%だが、200円単位の付与であるため少額決済では端数が生じやすい
- PayPayを日常的に利用し、Yahoo!ショッピングや通信サービスもまとめたい人に向いている
※出典:PayPayカード
※出典:PayPayポイント
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、Vポイントを通じてSBI・SMBC経済圏を活用できるクレジットカードである。対象店舗でのスマホ決済やSBI証券のクレカ積立など、利用先を絞ることで還元率を高められる。
| 基本還元率 | 0.5% |
| ポイント付与単位 | 200円につき1ポイント |
| 貯まるポイント | Vポイント |
| 年会費 | 永年無料 |
| 還元率アップ制度 | Vポイントアッププログラム |
| 総利用枠 | 最高100万円 |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard |
| 家族カード | 年会費無料 |
| ETCカード | 初年度無料 ※年間利用歴なし:年会費550円(税込) |
- 基本還元率は0.5%だが、対象店舗では高い還元率を狙える
- SBI証券を利用しながら、日常の対象店舗でもVポイントを貯めたい人に向いている
Oliveフレキシブルペイ
Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行の口座を中心に、キャッシュカード・デビット・クレジット・ポイント払いをまとめたカードである。SBI証券やVポイント関連サービスとの連携にも対応している。
| 基本還元率 | 0.5% |
| ポイント付与単位 | 200円につき1ポイント |
| 貯まるポイント | Vポイント |
| 年会費 | 永年無料 |
| 還元率アップ制度 | Vポイントアッププログラム |
| 総利用枠 | 最大100万円 |
| 国際ブランド | Visa |
| 家族カード | 年会費無料 |
| ETCカード | 初年度無料 ※年間利用歴なし:年会費550円(税込) |
- 基本還元率は0.5%だが、VポイントアッププログラムやOliveの選べる特典を活用できる
- 銀行口座、カード決済、資産運用をSBI・SMBC経済圏に集約したい人に向いている
※出典:Oliveフレキシブルペイ
※出典:Vポイント
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、イオン経済圏の中心となるカードであり、クレジットカード・イオン銀行のキャッシュカード・電子マネーWAONの機能を1枚にまとめている。イオングループでの買い物やWAONの利用と相性がよい。
| 基本還元率 | 0.5% |
| ポイント付与単位 | 200円につき1ポイント |
| 貯まるポイント | WAON POINT |
| 年会費 | 永年無料 |
| 還元率アップ制度 | イオングループ対象店舗で基本の2倍 |
| 総利用枠 | 最大100万円 |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard JCB |
| 家族カード | 年会費無料 |
| ETCカード | 年会費無料 |
- 基本還元率は0.5%だが、イオングループではポイント優遇や割引特典を受けられる
- イオン系列のスーパーを日常的に利用し、イオン銀行やWAONもまとめたい人に向いている
※出典:イオンカードセレクト
基本還元率と利用する経済圏でクレジットカードを選ぶ
楽天カード、dカード、au PAYカード、PayPayカードは、基本還元率が1.0%である。日常の支払いで効率よくポイントを貯めたい場合は、この4枚が主な候補となる。
一方、三井住友カード(NL)、Oliveフレキシブルペイ、イオンカードセレクトの基本還元率は0.5%だが、対象店舗や関連サービスでは還元率が上がる。基本還元率だけで順位を決めず、普段利用している店舗や経済圏も踏まえて選ぶことが重要である。















読者の声