格安SIMのなかには、月額料金の支払いで楽天ポイントやdポイント、PayPayポイント、Pontaポイントなどが貯まるサービスがある。
この記事では、主要な格安SIMについて、月額料金に対するポイント還元率とおもな適用条件を比較する。通信料金やデータ容量を優先しつつ、普段利用しているポイントが貯まるサービスを選びたい人は参考にしてほしい。
ポイント比較|格安SIM
楽天モバイル
楽天モバイルでは、月額料金100円(税抜)につき楽天ポイントが1ポイント貯まる。楽天カードを持っていなくても、楽天IDを使用して契約すればポイント還元を受けられる点が特徴である。
| 貯まるポイント | 楽天ポイント |
| 月額料金に対する 還元率 | 1.0% ※100円(税抜)につき1ポイント |
| おもな条件 | 楽天IDを使用して楽天モバイルを契約 |
※申し込み前に必ず契約書や約款等で詳細をご確認ください。
- クレジットカードの指定がなく、1.0%還元を実現しやすい
- ポイントで支払った料金もポイント付与の対象になる
- 楽天市場のSPUによるポイントアップは、月額料金の還元とは別に考える必要がある
※出典:楽天モバイル
ahamo
ahamoの月額料金は、dカードの通常ポイントやdポイントクラブ優待によるポイント還元の対象外である。dカードを支払い方法に設定するとデータ容量が追加される特典はあるが、月額料金に対するdポイント還元ではない。
| 貯まるポイント | なし |
| 月額料金に対する 還元率 | 0% |
| おもな条件 | ※ ahamo利用料金は、dカードの通常ポイントおよびdポイントクラブご優待の対象外 |
※申し込み前に必ず契約書や約款等で詳細をご確認ください。
- 月額料金の支払いでポイントを貯めたい人には不向きである
- dカードを設定するメリットは、ポイント還元よりもボーナスパケットにある
- ahamoポイ活やd払いで貯まるポイントは、月額料金の還元とは分けて比較したい
※出典:ahamo
Y!mobile
ワイモバイルでは、PayPayカードまたはPayPayカード ゴールドで月額料金を支払うと、ソフトバンクポイントが貯まる。自動交換の設定を行えば、貯まったソフトバンクポイントをPayPayポイントとして受け取ることができる。
| 貯まるポイント | ソフトバンクポイント ※PayPayポイントへ交換可能 |
| 月額料金に対する 還元率 | PayPayカード:最大1.0% PayPayカード ゴールド:最大10.0% |
| おもな条件 | 対象カードで月額料金を支払い ワイモバイルとPayPayカードのアカウントを連携 |
※申し込み前に必ず契約書や約款等で詳細をご確認ください。
- PayPayカードなら、年会費無料で基本的な還元を受けやすい
- PayPayカード ゴールドでは高還元を狙えるが、年会費を含めた損得の確認が必要である
- 月額料金だけで年会費を回収するのは難しいため、ほかの特典も利用する人に向いている
- ポイントは1,000円単位で計算されるため、実際の還元率が表示上の還元率を下回る場合がある
※出典:Y!mobile
LINEMO
LINEMOでは、PayPayカードまたはPayPayカード ゴールドを支払い方法に設定すると、月額料金1,000円(税抜)につきソフトバンクポイントが10ポイント貯まる。自動交換を設定することで、PayPayポイントとして利用できる。
| 貯まるポイント | ソフトバンクポイント ※PayPayポイントへ交換可能 |
| 月額料金に対する 還元率 | 1.0% ※1,000円(税抜)につき10ポイント |
| おもな条件 | PayPayカードまたはPayPayカード ゴールドで月額料金を支払う |
※申し込み前に必ず契約書や約款等で詳細をご確認ください。
- 年会費無料のPayPayカードで1.0%還元を目指せるため、条件を達成しやすい
- PayPayカード ゴールドを使っても、ワイモバイルのような最大10%還元にはならない
- 高還元率よりも、料金プランの安さと1.0%還元を組み合わせたい人に向いている
- 1,000円未満の端数にはポイントが付かない点に注意したい
※出典:LINEMO
UQ mobile
UQ mobileでは、au PAYカードで月額料金を支払うとPontaポイントが貯まる。au PAY ゴールドカードを利用して条件を満たすと、通常ポイントとゴールド特典を合わせた高還元を狙える。
| 貯まるポイント | Pontaポイント |
| 月額料金に対する 還元率 | au PAY カード:1.0% au PAY ゴールドカード:最大10.0% |
| おもな条件 | 対象カードで月額料金を支払い カードに登録したau IDの代表契約をUQ mobileに設定 |
※申し込み前に必ず契約書や約款等で詳細をご確認ください。
- au PAYカードなら、年会費無料で1.0%還元を目指しやすい
- au PAY ゴールドカードでは最大10%還元を狙えるが、年会費と対象回線の条件を確認する必要がある
- 月額料金が安い場合、ポイントだけでゴールドカードの年会費を回収するのは難しい
- 最大還元率よりも、au PAYカードによる1.0%還元を現実的な目安にしたい
※出典:UQ mobile
povo2.0
povo2.0は月額基本料が0円であり、一般的な月額料金に対するポイント還元はない。必要なトッピングをau PAYカードで購入した場合は、カードの通常ポイントとしてPontaポイントを貯められる。
| 貯まるポイント | Pontaポイント |
| 月額料金に対する 還元率 | 月額基本料は対象なし トッピング購入は1.0% |
| おもな条件 | トッピングをau PAY カードで購入 |
※申し込み前に必ず契約書や約款等で詳細をご確認ください。
- 月額料金の還元ではなく、トッピング購入に対するカード還元として考える必要がある
- au PAYカードを利用すれば、トッピング購入時に通常ポイントを貯められる
- au PAY ゴールドカードの通信料金最大10%還元は、povo2.0が対象外である
- ポイント還元よりも、基本料0円とトッピングの柔軟性を重視する人に向いている
※出典:povo2.0
イオンモバイル
イオンモバイルでは、月額料金をイオンマークのカードで支払うとWAON POINTが貯まる。一般のイオンカードでは200円(税込)につき4ポイント、対象のイオンゴールドカードでは200円(税込)につき5ポイントが付与される。
| 貯まるポイント | WAON POINT |
| 月額料金に対する 還元率 | イオンカード:2.0% イオンゴールドカード:2.5% |
| おもな条件 | イオンマークのカードで月額料金を支払う ※イオンJMBカードは対象外 |
※申し込み前に必ず契約書や約款等で詳細をご確認ください。
- 一般のイオンカードでも2.0%還元となり、比較的高い還元率を目指しやすい
- イオンゴールドカードでは2.5%還元になるが、一般カードとの差は0.5ポイントである
- イオンモバイルの料金だけを目的に、無理にゴールドカードを目指す必要性は低い
- イオンカードをすでに利用している人や、WAON POINTを日常的に使う人と相性がよい
※出典:イオンモバイル
まとめ|格安SIMはポイント還元率よりも通信料金を優先して選ぼう
格安SIMのポイント還元率には差があるものの、月額料金が安いため、還元率による年間獲得ポイントの差はそれほど大きくない。還元率が低い、または月額料金がポイント付与の対象外であっても、それだけで候補から外す必要はない。
まずは月額料金やデータ容量、通信品質が自分に合っているかを確認し、そのうえで、普段利用しているポイントが貯まるサービスを選ぶとよい。ポイント還元は、通信会社を選ぶ決め手ではなく、条件が近いサービスを比較する際の判断材料として活用するのが現実的である。









読者の声